成長戦略 2010 5 15
今の鳩山政権には、成長戦略がないと思います。
予算の無駄遣いの発見や削減に努力するのは大事なことですが、
それは、主婦の発想です。
いかに、お金を稼ぐか。
そういう発想が少ないと思います。
確かに、政治家には、「節約主婦役」が必要でしょうが、
全員が、節約主婦になっては困るのです。
鳩山政権は、「理系政権」と聞きましたが、
現実には、科学技術に無関心で、節約主婦役に夢中でしょうか。
鳩山政権には、夢がないと思います。
目の前の懸案を片付けるのに夢中で、将来構想がないのです。
その仕事ぶりを見ていると、役人を連想します。
マグネシウム革命 2010 1 1
21世紀中には、発展途上国の燃料は石油、
先進国の燃料はマグネシウムになるかもしれません。
海中から、無尽蔵に取れるマグネシウム。
これで、エネルギー問題は解決してしまうかもしれません。
そう、21世紀は、石油からマグネシウムへ移行する時代。
今年こそ、夢を考え、夢を実現する時代になってほしい。
マグネシウム燃料電池・・・・・
書名 マグネシウム文明論
著者 矢部 孝 山路 達也 PHP新書
それにしても、「ひょうたんから駒」でしょうか。
レーザー技術が、このような形で役立つとは、想像もできなかった。
石油に代わるものは、
太陽光でもなく、水素でもなく、マグネシウムだったとは。
「小さな太陽 small sun 2004 11 3」
太陽のような環境を、どうやって作るか。
それは、レーザーで可能です。
日本は、こうした技術については、得意分野でしょう。
(以下、引用)
「レーザのスポットを、レンズで、さらに絞ると、
太陽表面の100倍ものエネルギー密度となる」
「波長1.06ミクロン、出力500ワットのレーザを、
0.3ミリメートル径のスポットに絞ると、
1平方センチメートル当り708キロワットという高いエネルギー密度になります。」
「これは、太陽表面の100倍に相当します。」
「こうした小さなスポットに、きわめて高いエネルギーを集中できるという性質は、
(中略)、レーザ核融合などへの応用が試みられています。」
参考文献 「レーザの本」 小林春洋著 日刊工業新聞社
「素材力 2009 10 4」
書名 ニッポンの素材力
著者 泉谷 渉 東洋経済新報社
(途中、省略)
それから、マグネシウムでしょうか。
熊本大学が開発したマグネシウム合金は画期的な素材になるかもしれません。
将来、自動車や飛行機が、このマグネシウム合金で作られるようになると、
世界経済に大きな影響が出てくるでしょう。
このような画期的な技術が、地方大学で開発されたのは驚きです。
地方には、日本の未来を背負う技術者が数多く埋もれているかもしれません。